« 岩国での住民投票 | トップページ | 商業新聞紙の触れたがらない記事 »

2006年3月15日 (水)

〔小泉内閣になってから〕

 「小泉内閣になってから、あなたの生活はどう変わりましたか?」

 私は年金生活者ですが、まず老人医療費の保険料負担から発して、府市民税の申告で今まであった控除金額がどんどん削られ、税額が増えてきている上に、トップダウン方式の政策決定で全てが進められている。彼の掲げる三位一体の改革は今後じりじりと国民の生活を圧迫し、地方の財政への深刻な影響が増大するとしか思えない。

〔1〕ここに来て、省庁からの天下りによる公共企業での無駄遣い

〔2〕あくまで固執する靖国神社参拝による世界、ことにアジア地域での孤立

〔3〕小泉後の消費税の大幅引き上げムード

は我々国民に重くのしかかってくるとしか思えない。

 

 その上、アメリカ軍のいろいろな経費に費やしている「思いやり予算」もバカにはならない。3月12日付けしんぶん赤旗日曜版に米軍「思いやり予算」の特集ページがあった。

なぜ「思いやり」と?

在日米軍の「維持的経費」は、日米安保条約に基づく地位協定〔1960年締結〕でも基本的には米側負担とされています(24条)。日本政府は、安保条約上の義務もないのに、あえて負担しているのです。

 「思いやり予算」が始まったのは78年度。それまでは米国政府が負担していました。米国政府はたびたび、日本側に負担を迫り続けて、その圧力に自民党政府が屈しました。当時の金丸信防衛庁長官は、一部野党幹部に対して、次のように説得したといいます。「思いやりですよ、思いやり。日本の安全を守ってくれる在日米軍に、思いやりの気持ちを持とうじゃないですか」(金丸信著『わが体験的防衛論…思いやりの日米安保新時代』から)

何に使っている

……そのときどきの日米合意や、期限を定めた特別協定を結んで対象を広げてきました。
 
78年度当時の対象は、米軍基地で働く日本人従業員の労務費の一部だけでしたが、どんどん広がりました。79年度からは米軍基地内の高熱水料(電気・ガス・水道・燃料代)、95年度からは日本人従業員の給与全額、98年度からは米軍の訓練移転費…という具合です。

 これとは別に、96年度の日米合意(沖縄に関する特別行動委員会=SACOの最終報告)で、沖縄の米軍基地再編の負担まで、日本側がするようになりました。これも、広い意味で「思いやり予算」といえます。06年度政府予算で、「思いやり予算」の主な「施設建設費」の内訳を見ても、その至れり尽くせりぶりがわかります。

    06年度「思いやり予算」(案)金額トップ10 

    岩国飛行場(滑走路移設事業服務含む)
   汚水処理施設、配管工事など     250億2400万円

②佐世保海軍施設 家族住宅、岩壁など    60億9900万円

③三沢飛行場 家族住宅、保安柵など     55憶5700万円

④横須賀海軍施設 
   家族住宅、油分離施設など       45億 300万円

⑤嘉手納飛行場 家族住宅、工場など      42億7200万円

⑥横田飛行場 運動施設、管理棟など      35億3800万円

⑦針尾住宅地区 家族住宅            245500万円

⑧横瀬貯油所 防災施設、整備施設       227400万円

⑨キャンプ・ハンセン

   汚水処理施設、訓練施設など        17億6600万円

(10) 川上弾薬庫 保安柵、保安施設など   11億6100万円

    米軍駐留費の負担額、世界一の気前よさ 

…この「思いやり予算」が始まった78年度当初は62億円でしたが、80年代から90年代半ばにかけて急増。99年度に過去最高の2756億円になり、当初の44倍に膨れ上がりました。その後、2500億円前後の高い水準で推移しています。

 米国国防総省が最近公表した「共同防衛に対する同盟国の貢献」報告(04年度)によると、日本の米軍駐留経費(「思いやり予算」のほか、民有地借上げ料、基地周辺対策費、税金の減免額などの合計)は、米国のほかの同盟国20ヶ国を合わせた分よりも多くなっています。

 洞報告は日本について「歴史的にも、とりわけ目立って負担している」と特筆。本政府は米軍基地に対して「世界一、気前がいい」と、米国政府にお墨付きまでもらっているのです。

  米国の27の同盟国が負担する米軍駐留経費  

日  本  44億1134万ドル (5382億円)

ド イ ツ 15億6392万ドル (1908億円)

韓  国  8億4311万ドル (1029億円)

イタリア   3億6655万ドル ( 447億円)

英  国  2億3846万ドル ( 291億円)

そ の 他 22カ国

                    総  額 83億9716万ドル (1兆0245億円)

                            【2006年3月12日付 しんぶん赤旗 日曜版より】

 みなさん、腹が立ちませんか?

|

« 岩国での住民投票 | トップページ | 商業新聞紙の触れたがらない記事 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/51584/9100404

この記事へのトラックバック一覧です: :

« 岩国での住民投票 | トップページ | 商業新聞紙の触れたがらない記事 »